「30歳を過ぎたけど、ワーホリに行きたい!」「年齢制限で海外で働く夢を諦めたくない!」と悩んでいませんか?
年齢で夢を諦めるのはもったいないですよね。
実は、30歳以上でもワーホリに行ける国があるんです。
この記事では、以下の内容について詳しく解説しています。
- 30歳以上でも応募可能なカナダ政府の新しい制度「ROワーホリ」とは
- ROワーホリ申し込み方法と必要な条件
- 31歳でもワーホリを利用できる方法
- ワーホリのように30歳以上でも海外で働きながら勉強できる方法
この記事を読めば、年齢制限を気にせず海外で働くための選択肢がわかり、あなたにぴったりの方法を見つけるヒントが得られます。ぜひ最後までご覧下さい!
30歳以上もワーキングホリデー(ワーホリ)ができる国はある?
質問:30歳以上もワーキングホリデー(ワーホリ)ができる国はあるのでしょうか?
結論:あります!ただしカナダのみ。
カナダでは政府が2022年に認可した「ROワーホリ(Recognized Organizationワーキングホリデー)」という制度があり、35歳までの応募が可能です。
日本とカナダ間の二国間協定は30歳までで、これは変更されていません。しかし、上記の「ROワーホリ」は二国間協定とは別の仕組みなので、日本人でも35歳まで応募が可能です。
もう35歳を超えてしまったという方は、先に以下の記事をご覧ください。
ROワーホリで30歳〜35歳もカナダのワーキングホリデーができる?
ROワーホリは、カナダ政府が認定した指定機関(RO)を経由して申請すれば、30歳〜35歳でもカナダのワーキングホリデーができます。
過去のワーキングホリデー経験は問われず、初めての方も、2回目の方も申請が可能です。
その他、ROワーホリには以下の特徴があります。
- 対象者:18歳~35歳
- 期間:最長1年間
- 通常のワーキングホリデーと基本的に同じ(就学、就労、滞在が可能)
- 期間中の就労経験は永住権の申請をする際、職歴にカウントできる
カナダのROワーホリの申請条件
ROワーホリを申請するためには条件があります。
ROワーホリを申請するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 30歳~35歳の方
- 過去の犯罪歴がないこと
- カナダ滞在期間中の医療保険への加入
- 日本国籍のパスポートを持ち、有効期限がカナダ滞在期間をカバーしていること
- 最低2,500カナダドルまたは同等の資金があり、その証明ができること
- 往復航空券を事前に手配するか、帰国の航空券購入資金があること
- 扶養家族が同行しないこと
基本的に普通のワーホリと同じようですね!
カナダのROワーホリの申請方法
ROワーホリには主に3つの申請方法があります。
- 日系留学エージェントを経由する
- 語学学校を経由する
- 直接カナダ政府認定のRO団体に申請する
以下で、上記3つの申請方法のメリットとデメリットを解説していきます。
日系の留学エージェントを経由する
一部の日系留学エージェントには応募枠が確保されているため、取得できる可能性が高いのが特徴です。
日本語でサポートが受けられる一方で、費用は高額になることがあるのがデメリットといえます。
語学学校を経由する
語学学校入学とセットで申し込むことを条件に、ROワーホリビザを取得することができるパッケージが、一部の学校で提供されています。
学校のカリキュラムをよく確認し、就業に影響がないか確認することが必要です。
直接カナダ政府認定のRO団体に申請する
直接申し込むことで、費用は比較的安く済みますが、日本語のサポートが無いことがデメリットです。
【裏技】30歳以上でワーキングホリデー(ワーホリ)に行く方法
最近30歳になってしまったからワーホリにはいけないと落ち込んでいる方に朗報です。
31歳の誕生日を迎える前にビザ申請を行えば、カナダ以外にも30歳以上でもワーキングホリデーに行くことができます。
ビザの年齢制限は申請時の年齢に基づいているので、30歳のうちに申請が済んでいれば、渡航時に31歳になっていても問題ありません。
ただし、ビザの申請は書類の準備から受け取りまで時間も労力も必要です。ワーキングホリデービザの審査期間は、一般的に数週間から数ヶ月かかることがあります。
申請の手順や必要な書類をしっかり確認し、時間にも気持ちにも余裕を持ったビザ申請を進めましょう。
次に、ビザの申請方法とビザ申請時の注意点についてお伝えしていきます。
ビザの申請方法
ビザの申請方法は以下のと通りです。
- 書類の準備
- オンライン申請をする
- 申請料金を支払う
①書類の準備
一般的にはビザ申請時には、以下の書類が必要です。
- 有効なパスポート(渡航予定期間までカバーしていること)
- 健康診断書(必要な場合)
- 残高証明書(必要な資金を証明するため)
その他、渡航先によって求められる書類や条件が違うため、希望する国の具体的な要件をしっかり確認しておきましょう。
②オンライン申請をする
多くの国では、大使館や移民局の公式サイトを通じてオンラインでビザ申請が可能です。
以下に一例をあげます。
オーストラリア:ImmiAccountを作成し、必要情報を入力して書類をアップロードする
カナダ:MyCICアカウントを作成。抽選に応募し、招待状を受け取った後にビザ申請を進める。
イギリス:UK Visas and Immigrationのウェブサイトで申請書を作成して進める
③申請料金を支払う
必要なビザ申請料金を支払います。
事前に確認し、入金不足がないようにしましょう。
ビザ申請の注意点
ビザ申請の注意点としてカナダの場合、「応募(待機リストの登録)」が完了し、次のステップへ進むための“招待状”を受け取った時点での年齢が 31歳の誕生日前であればそのまま申請が可能です。
ワーホリ(ワーキングホリデー)のように30歳以上が海外で働きながら勉強をする方法
ワーキングホリデーのように、30歳以上が海外で働きながら勉強する方法のひとつが「学生ビザ」の利用です。
学生ビザを取得するためには国によって異なりますが、一般的には現地の入学許可証を受け取った後、ROワーホリビザ取得と同じようにオンラインで申請できます。
ただし、学生ビザがあるからといって、場所やお店を選ばず働けるわけではありません。
国によっては学生ビザでの就労に条件があったり、就労可能な時間数に制限があったりするので注意が必要です。
以下に学生ビザで就労が認められている国とその条件をまとめました。
学生ビザで就労が認められている国
学生ビザで就労が認められている国の代表例は以下の通りです。
- アイルランド
- オーストラリア
- ニュージーランド
- ドイツ
- アイルランド
学生ビザで就労が認められている国(一定の条件あり)
学生ビザで就労が認められている国(一定の条件あり)の代表例は以下の通りです。
- カナダ:キャンパス内での就労のみ、それ以外は一定の条件あり
- アメリカ:キャンパス内での就労のみ、それ以外は一定の条件あり
- イギリス:長期学生ビザの学生(大学生、大学院生)は可
留学を希望する国で、学生ビザをつかって働けるのかしっかり確認しておきましょう。
ワーホリ(ワーキングホリデー)以外に30歳以上が海外で働く方法
ワーホリや学生ビザ以外でも、30歳以上が海外で働く方法はいくつかあります。
以下の候補はすべて年齢制限がありません。
- Coop留学
- 現地で就職
- 日本企業の海外駐在員
- 就労ビザを取得して海外で働く
- ノマドワーカー
これらの方法には、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。自身の状況や目標に合わせて、最適な方法を検討しましょう。
Coop留学
Coop留学とは、カナダで提供される語学学校と就労がセットになった魅力的な留学プログラムです。
これは、カレッジと呼ばれる専門学校・短大で学び、有給のインターンシップを経験できる制度です。
年齢制限がなく31歳以上でも参加できるので、海外で専門知識を学びながら実務経験を積んでキャリアアップをしたい社会人に人気です。
現地で就職
海外の企業に直接雇用される形で働く方法です。
海外での現地採用は年齢制限がないため、30歳以上でもチャンスがたくさんがあります。
特に実力主義が主流の国々では、採用のときは年齢よりもスキルや経験が重視されるため、ITや調理関連の専門スキルを持っている人なら、年齢に関わらず海外で活躍することができます。
なお、現地採用でも英語が話せなくても海外で働ける仕事があります。
たとえば、現地に住んでいる日本人を相手にする仕事や、高度な専門スキルが必要な仕事は、英語が話せなくても働きやすいといえます。
日本企業の海外駐在員
日本の企業に雇用されている状態で、海外の拠点で働くことをいいます。
海外に拠点をもつ日本の企業に就職したり、海外駐在員を募集している企業に転職したりすれば、早期から海外赴任できる可能性があります。
就労ビザを取得して海外で働く
日本で外資系企業や海外進出企業に就職し、その後海外転勤を目指します。
日本国内でのキャリアを活かしながら、国際的な経験をつむことができるので、比較的安定した方法といえます。
ノマドワーカー
海外からフルリモートで日本の仕事をする選択肢です。
ITエンジニアやWebデザイナー、ブロガーなど、主にオンライン上で完結する仕事で可能な働き方です。
近年はノマドビザやフリーランスビザを設ける国も増えており、長期滞在も可能になっています。
【年齢制限変更!?】30歳以上もワーキングホリデー(ワーホリ)ができる国はある? まとめ
30歳以上でもワーホリができる国は、カナダのみです!
2022年にスタートしたカナダの「ROワーホリ」制度を活用することで、35歳まで応募が可能です。
ワーホリと同じように、最長1年間カナダで仕事をしながら勉強することができます。
また、31歳になる前のビザ申請なら通常のワーホリも可能です。
さらに年齢を気にしなくても、Coop留学や現地就職、ノマドワーカーなど、海外で働けるチャンスは豊富にあります!
これらの情報をヒントに、海外での新しい一歩を踏み出してみましょう。
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